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【完全版】ChatGPTマスターガイド 初心者から簡単に攻略

ChatGPTの使い方
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最近ChatGPTについて話題になっております。

既に自分で触ってみている方や会社で使用が許可されていて日常的に使用している方もいらっしゃると思います。

この記事は、こういった方へオススメ
  • そもそもChatGPTがどういったものか分からない
  • 聞いたことはあるけど、まだ使ったことがない
  • 利用したいと思うけど、詳しい使い方が分からない
  • ChatGPTを利用するにあたっての注意点を知りたい

この記事では、初心者に向けて、ChatGPTの始め方と使い方を中心にわかりやすく解説していきます。

この記事を読むことで、以下の事を学ぶことができます。

目次

ChatGPTとは?:基本概要と特徴

ChatGPTの開発背景とは

ChatGPTは、アメリカに本社がある人工知能の開発に取り組むOpenAI社によって開発されています。

2023年11月に発表され、わずか2ヶ月でユーザー数が1億人を突破しました。

レイ

2015年にイーロン・マスク氏やサム・アルトマン氏を中心とした、技術者や投資家によって設立されたんだよね。サム・アルトマン氏は創業者として有名だけど、そのメンバーにあのイーロン・マスク氏も入っていたんだよね。

その開発背景について説明しましょう。

2017年にグーグルの研究者が提唱した論文の中で、「Transformer(トランスフォーマー)」と呼ばれる新しい予測方式のモデルが提唱されました。

このトランスフォーマーによって、それまでAI開発の大きな壁として立ちはだかっていた「自然言語処理」が飛躍的進歩を遂げました。

AIが人間とごく自然に会話することができるようになったのです。

この新しいAIを「生成AI(Generative AI)」と呼ばれています。

AIと言えば、機械学習ディープラーニング(深層学習)について聞いたこともあるでしょう。

それらとの関係性を図にすると、、、

生成AIとの関係性

AIが機能するために膨大な量のデータを学習することを指しており、人間がデータの特徴を判断します。

ミラ

生成AIが生まれるまでは、AIがコンテンツを生成するってことはなかったのね。

ディープラーニングは、画像認識で高い精度を出すようになってきていたが、

課題としては、自然言語処理(NLP)、つまりAIに人間の言葉を理解させ、

それに基づいて動作させる点において大きな壁がありました。

ディープラーニングでは、犬の画像を犬と識別することはできても、人間の言葉は、順序がキーポイント。

「犬によって私は噛まれた。」という文章と、「私は犬を噛む。」では、意味が異なります。

そこで、2017年にGoogleが元々、翻訳の精度を高めるために研究していた内容のTransformerですが、

言語問題を解決するのにぴったりであったため、ブレイクスルーが起こり、GPTが生まれたのです。

リサ

のちのち、そのTransformerをベースとしてリリースされたChatGPTの飛躍で、Google社内で緊急宣言が出されたのは、なんとも言えない皮肉ですね。

ChatGPTとは:AI(人工知能)の新たな形態

ChaGPTは、人間みたいな自然な会話ができるAIの会話ツールです。

今までもこのようなチャット型のAIがありましたが、ChatGPTは、人間の質問へ自然で精度の高い回答をしてくれます。

今までのチャット型AIとの大きな違いは、コンテンツ生成をしてくれる点です。

GPTは「Generative Pre-trained Transformer(ジェネレーティブ・プリ・トレインド・トランスフォーマー)」の略です。

Generative

GPTモデルはテキストを生成する能力を持っており、一貫性のある文や文脈に関連する文章を作成することができます。

Pre-trained

特定のタスクに微調整される前に、GPTモデルは大規模なテキストデータのコーパスで事前にトレーニングされています。

Transformer

“Transformer”という用語は、GPTモデルで使用されるニューラルネットワークアーキテクチャを指し、テキストなどの連続データを処理するのに特に効果的であることを言います。

ただしGoogleが2017年に発表した”Transformer” により、GPTモデルがブレイクスルーを起こし、生成AIが完成したのでGPTモデルの重要な鍵を担っている。

GPTとは

GPTは、テキストを生成するAI言語モデルの一種であり、幅広いテキストデータで事前にトレーニングされており、さまざまな自然言語処理タスクに対する多目的ツール。

「生成に使える事前学習されたTransformer」であり、Googleの発表した「Transformer」が重要なキーとなっています。

サラ

GPTは、毎年のようにアップグレード、バージョンアップされていき、2023年11月時点では、最新版は、画像処理機能が追加されマルチモーダル化したGPT-4Turboになっています。

2023年11月6日の講演で発表された新機能についてのまとめ記事と新機能GPTsの解説記事はこちらです。

ChatGPTの活用例と利点:ビジネスから日常会話まで

ChatGPTは多岐にわたる用途で活用することができ、ビジネスから日常会話まで幅広く応用可能です。

ほんの一部ではありますが、活用例と利点をご紹介します。

  • カスタマーサポート: チャットベースの自動応答システムとして、ユーザーからの問い合わせに迅速に反応し、適切な情報を提供します。
  • コンテンツ作成: レポート、プレゼンテーション、ブログの下書きなど、様々なコンテンツの作成をサポートします。
  • 市場調査: 競合分析やターゲット市場の特性に関する情報を提供する際の補助として。
  • データ分析のサポート: シンプルなデータのクエリーや分析結果の解釈をサポートします。
  • プログラミングの補助: バグ発見等、エンジニアの作業を効率化をサポートします。
  • 効率向上: 自動応答やデータクエリーにより、作業効率を大幅に向上させることができます。
  • コスト削減: 人的リソースの必要が低減し、特にカスタマーサポートなどの分野でコストを節約することができます。
  • 常時対応: 24時間365日、ユーザーの要求に応じることができます。
るい

ビジネス用途で使うのは良さそうだけど、まずは学習サポート用として使ってもいいね。

ChatGPTの始め方・使い方:初心者向け簡単解説

ここまでで、ChatGPTがどういったものかイメージできたと思います。

とても便利なツールになりそうですよね。

それでは、早速ChatGPTの始め方を見ていきましょう。

スマホでのChatGPT公式アプリのダウンロード方法とPCの場合での始め方

スマホで気軽にまず使ってみよう

OpenAI社が日本語対応の公式のアプリを「AppStore」「Google play」でリリースしています。

スマホのアプリストアで、「ChartGPT」と検索してみてください。

ChatGPTアプリ(App Store)
ChatGPTアプリ(Google Play)

注意: ChatGPTの本物のアプリはをリリースしている会社は、OpenAI社になるので、開発元を念の為確認してダウンロードしてください。

PC上でのChatGPTの始め方

ChatGPT公式サイトへアクセスし、「Try ChatGPT」をクリック。

ChatGPT公式ページスクリーンショット

ChatGPTの登録・ログイン方法

登録方法

STEP
ChatGPT公式サイトへアクセスし、「Try ChatGPT」をクリック。
STEP
Sign Upを選択
STEP
メールアドレスを入力(GoogleアカウントやMicrosoftアカウント使用可)
STEP
パスワードを設定入力(上記アカウントで登録しない場合)
STEP
Continueを選択
STEP
確認メールが届くので、メール内「Verify Email Address」のリンクをクリック
STEP
アカウント名・携帯電話番号を入力
STEP
ログインの目的を選択(スキップも可)

ChatGPTの料金体系

基本的にアカウント作成には料金がかかりません。

無料プランを使い続けることも可能です。

月額US20ドルの有料プランである「ChatGPT plus」にアップグレードも可能です。

ChatGPT plus」は、機能を更に拡張子、ChatGPTとのコミュニケーションを次のレベルへと引き上げてくれます。

有料版と無料版の大きな違いは、無料版が「GPT3.5」であるのに対し、最新版の「GPT4.0」を使用できるようになる点です。

以下の記事では、有料版と無料版の違いについて詳しくまとめているので、気になる方はこちらも読んでみてください。

日本語化の設定はある?

ChatGPTのウェブサイトの画面上左下にアカウントメニューボタンがあります。

アカウントメニュー

そこからアカウントメニューへ入り、左側メニューの「一般タブ」内に、「ロケール」という設定があります。

初期設定では、自動認識となっていますが、もし日本語をメインで使い、日本語の情報がメインであれば、

ja-JP」と設定しておくと良いでしょう。そうすることで設定画面の言語も日本語表示に切り替わります。

質問については、質問を日本語で入力し送信することで、回答は日本語で返ってきます。

逆に英語で質問をすれば、英語で回答が返ってくるようになっています。

ChatGPTは、複数言語に対応しているので、日本語での回答が見つからないような場合は、外国語の検索結果から回答を生成できます。

ただし、言語によっては機械学習に必要な情報が英語などに比べて集積されておらず、回答が正確でないようなケースもあるかも知れませんので、その点は注意です。

簡単に使えるChatGPTの基本操作

ChatGPTの基本操作は非常にシンプルで直感的になっています。

初めて使うユーザーでもすぐに使えるようになります。

それでは、基本的な操作を説明しましょう。

質問や命令文の入力

操作手順
STEP
ChatGPTのチャットインターフェースを開きます。
STEP
チャット画面下部にあるテキストボックスに、質問や命令文を入力します
STEP
特定の命令文や指示が必要な場合、それを明記して入力します。
STEP
送信ボタン/Enterを押す
  • クリアで簡潔な質問をすると、より正確な答えが得られやすくなります。
  • 複数の質問や要点を持つ場合、それらを箇条書きや簡潔な文で区別すると、理解が容易になります。
  • テキストボックス内で改行が必要な場合は、Shift+Enterで改行可能です。
  • ChatGPTの返信は、入力内容に基づいて生成されます。したがって、質問や指示が明確であればあるほど、より適切な返信が得られます。
  • 予期しない返信を受け取った場合、質問を再度明確にして再入力すると良い結果が得られることがあります。

ChatGPTは、入力したテキストに対して、ChatGPTは自動的に返信を生成します。

こちらのChatGPTに送信する質問文、命令文の事は、「プロンプト」と呼ばれています。

プロンプトの書き方次第で、期待している回答へ上手に導くことができます。

ロイ

これで使い方と始め方がわかったよ〜!あとは、どんどん使ってみよう!

じゅんや

プロンプトの書き方で、回答の精度が上がるから、使い方をマスターしたら次は、プロンプトの書き方を学ぶといいよ〜

プロンプトエンジニアリングや、プロンプトのコツについて解説した記事は、こちらになります。

ChatGPTの活用方法と注意点:便利なツールの活用と危険性の理解

ChatGPTを便利に使うためのテクニック:プロンプトの生成とテキスト作成

ChatGPTにおける「プロンプト」とは、ユーザーがAIチャットボットであるChatGPTに送信する入力文字列、すなわち、質問文や指示文のことを指します

本来のIT用語としてのプロンプトとは、システムがユーザからの入力や処理を要求する際に表示する文字列や記号を指し、これに応じてユーザーはコマンドやデータを入力します。例えば、Windowsのコマンドプロンプトでは「>」がプロンプトとなり、ユーザーはこの記号の後にコマンドを入力します。

ChatGPTでは、プロンプトは、ChatGPTが応答を生成するための基盤となる命令文や文章であり、これによってAIがどのような回答を生成するかが大きく影響を受けます。

プロンプトは単なる質問だけでなく、命令や複雑な文章など、ChatGPTへの様々なタイプの入力を含みます。

例えば、「東京の有名な観光地を教えて欲しい」というフレーズもプロンプトの一例です。

プロンプトの工夫と適切な設定は、より精度の高い、または目的に適った回答をAIから得るために重要な要素となります。

ChatGPTプロンプトの一般的な活用例を表にしました。

活用例説明
文章添削、校正ChatGPTに文章を入力し、文法や表現の添削を受ける。
要約長い文章をChatGPTに入力し、要点をまとめた短い文章を生成させる。
壁打ち、ブレインストーミングアイデアをChatGPTに投げかけ、新しい視点や提案を得る。
コンテンツ生成マーケティングコンテンツやブログ記事のドラフトを生成させる。
コード生成プログラミングに関する質問を投げかけ、コードスニペットを生成させる。
プログラミング学習プログラミング学習の補助
プログラミングのバグ発見プログラムのバグを発見させる
言語翻訳一つの言語で書かれたテキストを別の言語に翻訳させる。

「ChatGPTのプロンプトテクニック」、「プロンプトエンジニアリング」について解説した記事もありますので、是非参考にしてみてください。

ChatGPTの危険性と安全な使い方について

ChatGPTは、入力されたデータは暗号化されてプライバシー保護のための仕組みが採用されています。

OpenAI社はChatGPTのセキュリティを強化するためにいくつかの対策を講じています。

特に、2023年4月25日には、ChatGPTにおいて、AIとユーザーのやり取りを保存しない新機能を実装しました

この機能は設定から選択可能で、ユーザーのデータ保護を強化しています。

アカウント設定のデータ制御タブ内、チャット履歴とトレーニングをオフにすることで、

チャット履歴をオフにしモデル改善のためのトレーニングをさせないことを選択できます

しかし、その能力と普及度から、注意しなければならない点や危険性も伴います。

ChatGPTの潜在的な危険性と、それを避けるための安全な使い方について説明します。

  1. 誤った情報の提供: どんなに進んだAIでも完璧ではありません。時として、誤った情報や推奨が提供されることがあります。
  2. プライバシーの問題: ユーザーが個人的な情報や機密情報を共有すると、それがサービスのオーナーにアクセス可能となる場合があります。
  3. 依存性の発生: 過度にChatGPTや類似のAIツールに依存すると、独自の思考や判断力が低下する恐れがあります。
  4. 悪意のある使用: 悪意を持った第三者がChatGPTを使用して、偽情報を拡散したり、人々を誤導することが可能です。

ChatGPTは非常に強力で便利なツールですが、その使い方には注意が必要です。

上記のような安全な使用ガイドラインを守りながら、ChatGPTの利点を最大限に活用していきましょう。

りょうた

安全な使用ガイドラインを守りながら、ChatGPTの利点を最大限に活用していこう。

著作権や商業利用

Open AI 利用規約 一部抜粋 生成されるコンテンツについて

Subject to your compliance with these Terms, OpenAI hereby assigns to you all its right, title and interest in and to Output. This means you can use Content for any purpose, including commercial purposes such as sale or publication, if you comply with these Terms.

「利用規約を遵守することを条件として、OpenAIは、アウトプットの全ての権利、所有権、利益をあなたに譲渡します。」つまり、これらの利用規約に従う限り、販売や出版などの商業目的を含む、どんな目的にもコンテンツを使用することができることを意味します。

Terms of Use | OpenAI (OpenAI 利用規約) 一部抜粋

つまり、質問したことにより生成された回答や画像は、このページに明記されている利用規約を守っている限り、

利用者がすべての権利を所有しており、ビジネスなどの商業目的でも利用が可能である旨が記載されています。

ChatGPTの不具合や問題発生時の対応方針

情報を簡単に探せる現代において、不具合やエラーに直面した時に自己解決できることも増えてきました。

ですが、自分でもどうしても解決できない複雑な問題や不具合が発生することもあると思います。

そういった時は、OpenAIのヘルプページにアクセスしましょう。

Webページ自体に日本語への切り替えがないため、

日本語へ切り替える必要な場合は、ブラウザーの翻訳機能などを活用しましょう

そのページにはFAQがカテゴリーごとに記載されており、また右下にはチャットボットのウインドウボタンがあります。

そこを開くと、メッセージを送ることも可能です。

よくあるエラー:ChatGPTプラグインのエラー”Couldn’t log in with plugin”について

Chat-GPT有料版で、プラグインをインストールしようとしたらエラーが出ることがあります。

こちらの解決方法について記載した記事はこちらになります。

ChatGPTでできることとできないこと

  1. 自然な会話 ユーザーとの自然なテキストベースの会話。
  2. 文章生成と要約、例文作成: 精度の高い文章生成や情報の要約を実施。
  3. 質問への回答: ユーザーからの質問に回答を提供します。
  4. ドキュメントの自動生成: 様々なドキュメントを自動生成します。
  5. 翻訳や文法のチェック: 翻訳や英語などの文法をチェックし、フィードバックを提供します。
  6. 創作活動: 小説や脚本の作成をサポートします。
  7. 対話型会話: 一般的な会話と情報交換を提供します。
  8. プログラム生成、実行:プログラムが書け、実行が可能です。
  9. データ整理、分析:与えたデータやメモ等を元にデータの整理、分析を行います。
  10. サンプルデータ作成:サンプルデータ作成する
サラ

回答が100%正しい訳じゃないから、最終的な判断は自分で考えて行うことがいいかも。

ChatGPTの評判

日本でのChatGPTの評価と反応

AIプラットフォームを提供するAI inside 株式会社は、2023年7月に、

正社員および経営者・役員として働いている20〜59歳の男女1,161名を対象に、

生成AIの活用実態・意向を把握するための調査を実施しました。

生成AI、ビジネス継続利用者はわずか7.8%

AI inside株式会社 「生成AI、ビジネス継続利用者はわずか7.8%、活用障壁は使い勝手や信頼性に関する項目が上位を占め、サービス導入時はセキュリティを最重視」 2023.09.26 記事内 画像引用

また、回答者の21.6%が、「使い方のイメージがわからない」とも回答しています。

ミラ

多くの人が「話題にはなっているけど、よくわからない」っていうのが本当のところかしら。数年後には、これがどう変わっているのかある意味楽しみだわ。

米国でのChatGPTの評価と反応

日米におけるChatGPTの利用率比較

日米におけるChatGPTの利用率比較 MM総研(MMRI) プレスリリース 記事内 画像引用

ICT市場調査コンサルティングのMM総研による、日米の企業・団体に所属する従業員(日本 13,412人、米国 402人)を対象に2023年5月末に実施されたWebアンケート調査の結果です。

アメリカの従業員数の母集団が、日本よりかなり少ないのが気になりますが、この差は一目瞭然です。

アメリカのウェブサイトResumeBuilderでは、

2023年2月に1,000人の米国のビジネスリーダーを対象に調査を行ったところ、

49%の企業が、2月の時点ですでにChatGPTを業務利用していると回答しており、

更に30%の企業が、業務利用することを検討していると回答したとのことです。

そして現在利用しているユーザーの93%は、更に利用方法広げて使っていくつもりであると回答しました。

リサ

アメリカは、流石に早いし、効率性が上がるものはどんどん使うって姿勢が見えるよね。

ChatGPTの最新情報

ChatGPTの最新アップデートと今後の展望

最新アップデート 「DALL-E3」がChatGPTに導入!

OpenAI社が画像生成AIの最新版「DALL-E3」を2023年9月20日(現地時間)に発表しました.

2023年10月7日に「DALL-E3」がなんとChatGPTにも組み込まれるとのことで

10月初旬から有料サービスの「ChatGPT Plus」と「ChatGPT Enterprise」で提供を開始されるということで、

ついに日本版でも「DALL-E3」が使えるようになりました。

DALL-E3 がChatGPTへ導入

DALL-E3をクリックして、チェックを入れることで使えます。

DALL-E3 プロンプト 
渋谷の夜景にチワワのキャラクター

こんな画像が、一瞬で生成されます。期待している画像と異なる場合は、

このプロンプトに続けて修正点を伝えるとそれを踏まえた画像が生成されます。

レイ

このDALL-E3の機能が「ChatGPT Plus」有料プランで使えるだけでも、月額20ドルの価値があるかも。

DALL-Eの使い方についてこちらの記事で解説しているのでこちらも読んでみてください。

その他最新の機能(ChatGPT Plus 有料プランに対応)

画像読み込み機能

プロンプトから画像をアップロードして、その画像を分析し回答をすることができるようになりました。

例えば、画像にある難解な数学問題、分析情報などを解読し、解答を導き出します。

学習の補助や分析などに非常に便利な機能ですね。

Plugin(プラグイン)機能

こちらは、Google Chromeのプラグインをイメージすると分かりやすいと思います。

様々なプラグインがありますが、例えば、PDFの読み取り、Google Sheetとの連携など

Advanced Data Analysis(高度分析機能)

Excelなどの外部データの読み込みや編集。Pythonコードの生成が可能で、これによりグラフなどのビジュアル化ができより高度な分析が可能です。また、コードファイルのアップロード、ダウンロードが出来ます。

自力でまとめようとすると時間がかかってしまう作業も、ChatGPTを使えば簡単に集計データをまとめられ、グラフなども作成できてしまいます。

音声機能

モバイルアプリにおいて、音声での会話が可能となりました。

GPTs(カスタムGPT)

カスタムGPTは、ChatGPTを特定のタスクや機能を実行するために独自にカスタマイズしたオリジナルのGPTです。「GPTs」の機能を用いて、複雑なプログラミングの知識なしに簡単に作成することができます。

カスタムGPTについて解説した記事はこちらになります。こちらも是非参考にしてみてください。

2023年11月に初のデベロッパー向け講演会「Dev Day」で発表された最新機能について解説した記事は、こちらです。

2024年2月には、まるで映画のような動画を生成することができる「SORA」と呼ばれるAIが発表されました。

一般向け公開はまだされていませんが、いち早く動画を生成して見たいですね。

発表内容について解説している記事は、こちらになるので是非参考にして見てください。

るい

これだけの機能が2022年11月に発表されてからどんどん追加されて進化しているのはすごいよね。進化のスピードは、予想の範囲を超えているよ。

ChatGPTの今後の可能性:技術進化と市場展開

近年の技術の進化とともに、AIや機械学習の重要性が高まってきました。

特に、ChatGPTのような大規模な言語モデルは、その可能性と影響力が増してきているのが見受けられます。

では、ChatGPTの未来にはどんな技術的進化や市場の展開が期待されるのでしょうか。

  • 高度な自然言語理解: 現在のChatGPTは非常に高度な会話能力を持っていますが、更なる理解の深化により、人間のような洞察力や複雑な問題解決能力を持つことが期待されます。
  • 多様なメディアの統合: 今後はテキストだけでなく、画像や動画といった他のメディアとの連携が強化されることで、より豊かな情報提供や解析が可能になるでしょう。
  • 個別化とカスタマイズ: ユーザーの過去の対話や好みに合わせて、カスタマイズされた情報提供や助言が行えるようになるでしょう。

まとめ

ChatGPTの技術的進化と市場への展開は、私たちの日常生活ビジネス教育など

様々な場面でのコミュニケーションや情報処理の方法を大きく変える可能性を秘めています。

ChatGPTは、精度の高い文章生成要約だけでなく、プログラミングクリエイティブな作業をこなしてくれます。

特に文章生成や要約、データの整理、分析などは今まで時間がかかっていた作業時間を大幅に短縮可能となります。

ChatGPTは新たなコンテンツを生成し、クリエイティブなプロジェクトにおけるインスピレーションの源となることもあります。

ソフトバンク社の孫社長は、 最近では、社員とのディスカッションよりも

ChatGPTとの対話からインスピレーションを得て特許申請を一日に30個近くしているとの事です。

多彩な対話スキルと高度な情報提供能力を兼ね備えたChatGPTは、テクノロジーとコミュニケーションの新しい可能性を広げています。

今後ChatGPTなどの生成AIは、Microsoft Officeソフトを使うのと同じように当たり前のビジネススキルとなっていくでしょう。

この記事では、ChatGPTについての背景から、使い方がよくわからない初心者の方向けにChatGPTの使い方、始め方を説明してきました。

ここまでお読み頂けた方は、すでにChatGPTを始めることができる知識を身につけていただけたと思います。

ChatGPTは、プロンプトについて正しい知識、スキルを身につけることで、より精度な回答を得ることができます。

ChatGPTプロンプトの活用方法については、是非他の記事を参考にして、更にChatGPTのスキルアップをしてみてください。

AIについて正しい知識、使い方を学び使いこなすことで、次のAI時代を乗り越えていきましょう!

massa

当ブログでは、初心者からでもAIを学べるようAIについての知識の集約、解説、ChatGPTのおすすめスキルなどを発信して行きます。
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この記事を書いた人

🐾E-commerce Small Business Owner🐾 |massa
Certified Prompt Engineer/ Certified Digital Marketing Professional
🌎8ヶ国在住歴 🇹🇼 🇸🇬 🇪🇸 🇦🇺🇧🇷 🇺🇸 🇯🇵🇦🇪 2024📍🇸🇬

1982年生まれ、幼少期から海外で過ごし、通算8カ国に住んできました。
環境が変わることに慣れており、変化に適応すること、
そして昔から好奇心旺盛で、最新技術を学び新しいことに挑戦することが大好きで、この2つを得意としています。

本業は、デジタルマーケティングを活かしたEコマース事業をしております。

日々AIテクノロジーが進化していく中、自らAIを学びそのスキルを活用していく重要さを感じております。

多くの方に、AIを学んでいただき、今後のAI時代を一緒に乗り切るため、初心者からAIについて全般的なジャンルを学べる学習ブログを開設しました。

当ブログは、これからのAI時代を乗り切るための、AIに関する知識やスキルを身につけるためのブログサイトです。

AIについての概論、海外情報を含む最新トピック、ChatGPTなど話題性の高いトピックから、より専門性の高い、機械学習、ディープラーニング、本業に絡めてデジタルマーケティング周りのトピックなども含むAIについての記事を発信していきます。

当ブログの読者みなさんのAIに関する知識レベル、スキルレベル向上に貢献できればと思います。

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