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ChatGPT Plus 完全ガイド|有料版と無料版のメリット・デメリットを解説

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ChatGPTの役割と拡がり

ChatGPTは、日々のコミュニケーション、作業、学習、エンターテインメントと多岐にわたるシーンで活躍しています。

コンテンツ作成、プログラムのコーディング、さまざまな疑問への迅速な回答提供、そして何よりも、あなたの対話パートナーとして。

その技術の背後には、どのようなメカニズムが動いているのでしょうか?

そして、無料版と有料版では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?

無料版を利用していると、時間帯によってい回答が遅かったり、精度の低い回答が返されたりすることがあります。

ChatGPTの無料版の機能では、期待している情報を得られないケースがあります。

この記事はこんな疑問をお持ちの方にオススメ
  • 無料版を使ってみているけど、有料版の何がいいの?
  • ChatGPT PlusとGPT-4って一緒じゃないの?
  • 有料版と法人契約では何が違うの?
この記事で学べること
  • 有料版と無料版の違い
  • ChatGPT PlusとGPT-4について
  • ChatGPT Plusのメリット・デメリット
  • 有料版と法人契約との違い

あなたにとっての最適な選択をサポート

このガイドでは、ChatGPTの基本的な機能から、無料版と有料版「ChatGPT Plus」の違い各メリットとデメリット,

そして有料版と法人契約の違いなどをわかりやすく解説します。

サラ

無料版で十分だけど、何が違うんだろう?

massa

無料版では、実はChatGPTのたくさん機能のを使えていないんだ。
有料版でしか出来ないことがたくさんあるから、紹介していこう!

目次

ChatGPT Plus 有料版と無料版の比較

基本事項の説明

ChatGPTを使い始める際、多くの方がまずは無料版を使って見る方が多いでしょう。

無料版でそれなりに使えるの有料版は、何が違うのって思う方もいらっしゃると思います。

まずは、基本的な部分を解説していきます。

ChatGPT Plusとは?

基本的なChatGPT機能を更に拡張し、あなたのChatGPT とのコミュニケーション体験を次のレベルへと引き上げます。

この有料版では、よりリッチなコンテンツ生成と改善されたユーザー体験が特徴となっています。

ChatGPTは、プロンプトと呼ばれる命令文を書くことで、質問への回答、文章の生成、アイデアのブレインストーミング、壁打ちなど、様々なシチュエーションでの使用可能です。

無料版でも、基本的な対話機能をフルに活用することが出来ます。

一定の制約(例:セッションの長さ、待機時間など)はありますが、コンテンツ作成、情報検索、エンターテインメントなど、幅広い用途で利用が可能です。

有料版と無料版の大きな違いは、無料版が「GPT3.5」であるのに対し、最新版の「GPT-4.5V」を使用できる様になる点です。具体的な内容は、以下で説明していきます。

ChatGPT PlusとGPT-4は一緒でないの?

上記の説明を受けてChatGPT Plus = GPT-4.5という印象を受けた方もいらっしゃるかと思います。

しかし、正確には、ChatGPTPlusは、サービスのプラン名称であり、GPT-4.5は、言語モデルの名称になります。

そしてChatGPT4.5とは、GPT-4.5を利用したChatGPTを指します。

GPT4.5は、2023年11月6日に発表された、OpenAIによって開発された大規模言語モデル(LLM)です。

大規模言語モデル(Large Language Model, LLM)とは、自然言語処理(NLP)人工知能(AI)の分野で使用される強力なモデルのことです。

LLMは、巨大なデータセットを使用してトレーニングされ、膨大な量のテキストデータを学習し、言語の特徴や文脈を把握する能力を持っています。

GPTの進化

GPTは2018年にOpenAIが発表した初期段階のモデルで、Generative Pre-trained Transformerの略です。

イーロン・マスクサム・アルトマン2015年に設立したOpenAIによって発表されました。

GPTは大規模なテキストデーターを事前学習したあとに、

ファインチューニングという各タスクに適した学習をしていいく2段階のモデルで、

2つの構造を持つトランスフォーマーのデコーダー部分だけを使う、パラメータ数1億1,700万個の大規模言語モデル(LLM)です。

以下は、GPTモデルが2018年からのわずか5年でどれほど進化したかをご覧いただけます。

STEP
2018年GPTモデル発表

パラメータ数1億1,700万個

STEP
2019年GPT-2モデル発表

約12.8倍のパラメータ数15億個

STEP
2020年GPT-3モデル発表

GPT-2モデルから約116倍のパラメーター数1,750億個

STEP
2022年GPT-3.5モデル発表

GPT-3モデルからさらに、約2倍のパラメータ数3,550億個

STEP
2023年3月GPT-4モデル発表

正式な数値が発表されていないが、専門家レポートによると、約5倍のパラメーター数1兆7,600億個

STEP
2023年11月GPT-4 Turboモデル発表

2023年4月のまでのデータを学習。APIコストを大幅に削減。トークン数最大128k

2018年の初期モデルと比較して、現在のGPT-4モデルは、わずか5年間で、約15,000倍のパラメーター数になっています。

この進化のスピードには、驚きが隠せません。

ChatGPTは、1年ないし2年ごとに大幅な進化をしています。

つまり今後もそのペースで進化をしていく可能性が高いと言えます。

現在のChatGPTでもかなり便利なツールとなってきていますが、数年後には、みなさんの生活に欠かせないものの一つになっているかも知れませんね。

2023年9月25日、OpenAIは、**GPT-4V(Vision)**を発表しました。画像に対して質問や要求が可能にな理、クエリに音声入力が可能となりました。

これは、GPT-4がマルチモーダルモデルに進化したことを意味します。

マルチモーダルAIとは、テキスト、音声、画像、動画など2つ以上の異なるモダリティ(データの形式)から情報を収集し、それらを統合的に活用し、より豊かな情報を生成または解釈できます。

つまり、例えば「このウェブデザインの画像と同じようにHTML・CSSを書いてください」みたいなプロンプトができるように。

これまでは、プログラミングの指示内容をプロンプトに記述する必要があったのが、書かなくても指示ができる様になりました。

具体的な使用感は、他の記事で取り扱いますので、是非そちらも気になった方は読んでみてください。

生成AIについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひ読んでみてください。

ミラ

GPT-4とGPT-3.5では、パラメータの数が5倍も違うなんて。だから出力される回答内容の精度も変わってくるんだね。

ChatGPT Plus有料版の解説

さて、ここまでChatGPTの基本事項や進化の歴史について解説してきました。

ここからは、ChatGPT Plus(有料版)についてお話ししましょう。

有料版の料金プランとapi料金の解説

ChatGPT Plusは、2023年2月11日から日本でも利用可能となったChatGPTの有料版です。

料金は、月額20米ドルとなります。

基本的な利用では、こちらのみでGPT-4の利用が可能です。

もし、API利用をする場合は、別途従量課金となります。

無料版ChatGPT Plus
GPT-4 Turbo API利用なし
ChatGPT Plus
API利用
料金無料月額20米ドル月額20米ドル 
+1トークンごとの従量課金
用途GPT-3.5
新機能のアクセスなし
GPT-3.5(無料版に比べとても速い
GPT-4.5(3時間ごとに50メッセージまでの制限あり
新機能All Tool へのアクセス
プラグイン機能
インターネットアクセス機能
高度分析機能
画像分析機能
DALL-E3 機能(画像作成機能)
ChatGPT Plusに含まれる機能全て+API利用
例:
・アプリを作成し、アプリでChatGPTを使えるようにする。
・Excel でChatGPTを使えるようにする
アクセス集中時の優遇アクセス集中時は、遅くなってしまうアクセス集中時でも優先的に利用可能左記同様
インターネットアクセス機能なしWebを閲覧して、必要な情報を抽出可能
Bing検索を使用
左記同様
プレミアムサポート英語のみ
優先なし
日本語対応(多言語サポート)
優先的なサポート
専門的なサポートを直接担当者とやり取り
ChatGPTリソース・ドキュメンテーションにアクセス
左記同様
リクエスト数最大60リクエスト/分
4,000リクエスト/日
最大600リクエスト/分
100,000リクエスト/日
左記同様
文字制限入力、出力、それぞれ最大2,048トークン入力最大128k
出力最大4,096トークン
左記同様
クエリ数4,000クエリ/日100,000クエリ/日左記同様

API利用とは、ChatGPTの機能を外部のアプリやシステムで利用することです。

トークンとは、OpenAI が定めた独自の単位で、テキスト処理の単位となります。日本語では、1トークン=1文字ではなく、おおよそですが、漢字1文字=2,3トークン、ひらがな、カタカナ1文字=1トークンほどになっているので注意です。

APIトークン利用料は、具体的には、公式サイトによりますとインプット1,000トークン=0.01ドルとなっています。(GPT-4.5Turbo利用時

ChatGPTのAPIを利用する際は、送信するテキストの長さや内容に応じてトークンの数が決まって、そのトークンの数に応じて料金が発生する従量課金制になっています。

料金については、OpenAI公式サイトで最新情報を確認することができます。

ChatGPTのAPI利用についてのポイントは、別記事で解説する予定です。

レイ

有料版では、GPT-4.5が使えて、新しく追加されていく機能が使えるんだね!DALL-E3 が使えるだけでも月額20ドルの価値があるかも。

基本的な 無料版との違い

大規模言語の最新版を利用できるポイントと最新ベータ機能を利用できる点

2023年11月8日現在で、最新版は、GPT-4 Turboとなっております。

GPT-4Vの何が良い?

一番の大きな違いは、GPT-4V時点からマルチモーダルになった点です。

画像を入力して文章を返したり音声を入力し文章を返したりは、GPT-3.5では出来ません。

一般ユーザー向けのChatGPT Plus日本版で、このマルチモーダル機能が利用できるようになりました。

GPT-3.5の無料版よりも正確性、言語の精度、安全性などの面で優れています。

GPT-3.5モデルの際は、Jail-Breakと呼ばれる非正規の使い方により危険性の高い情報をChatGPTから得ることができてしまうことがありました。

これに対して安全面を確保して、Jail -Breakができないように対応したのがGPT-4モデルです。

上述の通りパラメータ数が、GPT-4は、GPT-3.5の実質約5倍とのことです。

日本語への対応も、GPT-4.5においては、より自然で流暢な出力ができるようになっています。

GPT-4は、GPT-3.5よりも、より幅広い一般常識と問題解決能力により、複雑な問題に対しても、応答速度が速いだけでなく、さらに正確性及び精度の高い回答が可能になり、使いやすさが上がります。

API利用においても差があります。

無料版では、APIを呼び出すたびに単一のテキスト要求に対して単一のテキスト応答が返されるのに対し、有料版では、APIを呼び出すたびに複数の異なるテキスト応答が可能です。

つまり複数の可能性のある応答が返ってくるのです。

複数の応答の生成には、”n”パラメータを使用して生成する応答の数を指定する必要があります。

このパラメータは最大10個までの異なる応答を生成します。

有料版のみ 新機能(ベータ版)への優先アクセス

OpenAIは定期的に新機能を発表し、リリースしています。そういった新機能へ優先アクセスが可能となります。

現在ある新機能(ベータ版)
  • Webブラウジング機能(Browse with Bing)
  • 高度なデータ分析機能(Advanced Data Analysis)
  • プラグイン機能(Plugins)
  • 画像アップロード(画像送信)機能
  • 音声機能
  • DALL-E 3 (画像作成)

Webブラウジング機能(Browse with Bing)

2023年7月23日に新しい機能がChatGPT Plusに追加されました。

こちらの機能では、2021年9月までのデータではなく、ウェブサイト等への直接的なアクセスが可能で、それに基づく回答が可能になっています。

下記でご紹介するプラグインにもWebブラウジング機能のプラグインがあり、

WebPilot」というWebブラウジングブラウザーのプラグインを使うと、より詳細で精度の高い回答が返ってくる印象があります。

高度なデータ分析機能(Advanced Data Analysis)

こちらは、当初Code Interpreterという名称でしたが、Advanced Data Analysisという名称へ変更されました。

このプラグインを利用することで、ChatGPT上でPythonのコードの実行や、ファイルのアップロード・ダウンロードができる様になります

ファイルのアップロード機能では、チャット上にデータをアップロードし、そのデータに対してコードを実行するなどが可能にありました。

成果物の結果をcsvなどでダウンロードも可能です!

このようにコードの実行やファイルのやり取りができるようになったおかげで、ChatGPTがより一層便利になるということです。

データ分析や画像の編集動画の加工など、様々な領域で作業を要求することができるように。

例えば、財務データをアップロードすることで、そのデータを元に財務分析を行い、グラフなどビジュアルを用いて分析をしてくれます

売上データのcsvをアップロードして、売上の低下原因をグラフ化するなども簡単に出来てしまいます。

PowerPoint形式でプレゼン資料が必要な場合でも、ChatGPTへ指示すれば、自動作成してくれます。

この機能を使いこなすことで、日常の時間のかかる作業を大幅に効率化できるでしょう。

プラグイン機能(Plugins)

ChatGPT Plusプランでは、以下のようなプラグインストアから、好きなプラグインを追加することで、簡単に新たな機能が追加されます。

Google Chromeのブラウザ拡張機能のようなものと考えれば、伝わりやすいでしょう。

このストアのプラグインも今後どんどん増えていきているので、日々使いやすさが増しています。

プラグインの代表的なものとしては、以下が挙げられます。

  • Webブラウジング
  • コードインタプリター
  • SEO特化機能
  • プロンプトの最適化
  • PDFや画像、WebページURLの読み込み

画像アップロード(画像送信)機能

2023年10月より日本版でも有料版で、利用可能になりました。

Chat-GPT 4V (Vision)と呼ばれる新しいバージョンで解禁されました。

追記:2023年11月6日の発表により、最新バージョンは、Chat-GPT4.5V(Vision)です。

ChatGPT画像アップロード機能

画像アイコンが表示されるようになり、こちらをクリックすることで画像をアップロードすることができます。

携帯アプリでこんな使い方が紹介されています。

実際、画像アップロードして場所を聞いてみたところ、こんな回答が返ってきました。

スマホのアプリでもその場で撮影した写真をアップロードできます。

画像から何かを調べてもらう用途や、画像を分析してもらったり、画像からプログラミングのコードを書いてもらうことも可能です。

精度に関しては、まだ完璧とは言えず、一発で最高の回答出すのはなかなか難しい印象です。

ですが、機能的には、非常に便利で今後進化していくのが楽しみな機能の1つです。

音声機能

こちらは、モバイルアプリで追加された機能です。

上のヘッドフォンマークを押すと以下のように丸い円が表示され、アプリに向かって音声入力ができるようになります。こちらは、iPhoneのSiriみたいな機能とお伝えすればイメージしやすいかと思います。

音声で喋った内容に対して、回答も音声で返ってきます。ボイスも男性ボイス、女性ボイスで何種類かある中からお好きなボイスを選択することができます。

最初の画像の下の矢印の音声ボタンを押すと、以下のようになります。

こちらは、音声会話のヘッドボタンの機能とは異なり、録音入力したものを文字に書き起こしが可能になっています。

これらの機能は、携帯のアプリでの機能ですが、非常に便利な機能になっています。

DALL-E3 機能

こちらも2023年10月に有料版を対象に追加された新機能です。

プロンプトで簡単な指示を出すだけで、画像が生成されます

画像サイズについては、指定がある場合は、プロンプトに指示を含めることで、指定サイズで生成されます。

生成された画像は、ダウンロードボタンを押すと「pngファイル」、右クリックで画像を保存すると「webpファイル」で画像を取得出来ます。

では、実際に画像を生成してみましょう。

このように可愛いらしいサモエドと横浜桜木町みなとみらいの景色の画像が生成されました。

最近は、この機能で自分で好きな壁紙を楽しく作成しています。

デメリット月額料金の発生

上記の最新機能(ベータ版)の利用は、有料版のみであり、

有料サービスのため、毎月の料金が発生します。途中解約しても日割り計算での返金はなく、利用回数に関わらず毎月20ドルの支払いが必要です。

企業経営者や個人事業主の方にとっては、特に優秀な秘書やアシスタントを雇用した場合、年間数百万以上の費用がかかります。

それに比べて月額20米ドルで優秀な秘書になりうる機能を使えるのは、その料金以上の価値がありすぐにペイできるのではないかと考えられます。

るい

メリットとデメリットを見たけど、明らかにメリットの方が多いね。
携帯のアプリでも音声や画像認識があって、文字起こしにも使えるし便利だよね!

ChatGPT Plus(有料版)に適している方

  • ビジネス利用(分析、文章生成、画像生成など)
  • 最新情報を効率的に収集したい方
  • ライティングで本格的に利用したい方
  • プログラミングで利用したい方(学習者を含め)
ビジネス利用

最近では、企業によって社員の有料版の会員費を負担する企業も出ています。

議事録の作成、プレゼン資料の作成、メールのドラフト作成、文章の添削、壁打ち、ブレインストーミングなどビジネスシーンでの活用方法は、たくさんあり月額 20ドル以上の効果を得ることが期待できます。

最も、企業で導入する場合は、セキュリティーやプライバーシーにより配慮された「ChatGPT Enterprise」のプラン利用も検討すると良いでしょう。

最新の情報収集を効率的に行いたい方

最新のニュースや英語で書かれた論文など、ChatGPTで翻訳要約したり、用語解説リストを作成したり、いち早く効率的に最新情報を収集し、情報発信したりする人には、有料版のChatGPT Plusがおすすめです。

ライティングで本格的に利用したい方

記事作成、本の執筆など日常的にライティングをこなす方には、ChatGPTはとても良い相棒になるでしょう。アイデア出しの壁打ちから、構成、添削作業など幅広い作業で役に立ちます。

GPT-4を利用できるChatGPT Plusは、より精度の高い回答が可能なのでおすすめです。

プログラミングで利用したい方

無料版でもある程度プログラミングのバグ発見や、改善、学習に関する質問などできます。

しかし有料版で今後、マルチモーダル機能が使えるようになるとさらに活用シーンが増えることでしょう。画像に基づいてコーディングを生成、読み取りなどできる様になります。

このように、ChatGPT Plusでは、ChatGPTの活用できる幅が広がります。

無料版のChatGPT と比べて、精度の高い回答いつでも安定的なアクセス新機能への優先的なアクセスプラグインの利用など魅力的なポイントがあります

ChatGPT無料版に適している方

GPT-4の機能を必要ではない方

上記で解説してきたようなGPT-4ならではの機能性が必要ではない人には、有料版のメリットをあまり実感できないかもしれません。

ChatGPTをとりあえず触ってみたい方

まだ使った事がなく、何が出来るのか良く理解出来ていない場合は、まずは無料版を使い倒してみてください。

GPT-4の方がもちろん精度が高いのですが、まずはプロンプトの仕方について知識やスキルを身につけて使いこなす準備をするのは良いと思います。

GPT-4でしか出来ないプラグインや、マルチモーダル機能、カスタムは応用編になるので基本をまず抑えるために無料版を使うと良いでしょう。

有料版 登録方法と支払い方法

有料版 登録方法

STEP
STEP
「Upgrade to Plus NEW」をクリック
STEP
「Upgrade plan」をクリック
STEP
クレジットカード情報を入力し、「申し込む」をクリック
STEP
有料プランのChatGPT Plusへの登録は完了。登録完了後、確認メールが届くので確認しましょう。

支払い方法

各種クレジットカードが利用可能です。

デビットカードが使えないという情報がありますが、

公式サイトから決済した場合、一部のデビットカードが利用可能です。

種類によっては弾かれるものもあるようなのでご注意ください。

正確に活用するための入力とプロンプト生成方法

ChatGPTは、命令分の書き方スキル、プロンプトのスキルによって回答の精度が変わってきます。

使い続けさまざまなプロンプトのコツを掴んでいくことで初めて使いこなせる様になり便利なツールになります

以下の記事では、プロンプトの基本的内容からオススメのプロンプトを解説していますので、そちらも是非読んでみてください。

有料版と法人契約の違い

法人向けプラン「Chat-GPT Enterprise

2023年8月に発表された企業向けの「Chat-GPT Enterprise」プラン。

ChatGPTの全ての機能が利用でき、よりデータの安全性確保されています。

ChatGPT Plusプランとの違い

法人向けの「Chat-GPT Enterprise」は一般向けの有料プランである「Chat-GPT Plusプラン」に比べてさらにアップグレードされています。

Chat-GPT EnterpriseChat-GPT Plus
GPT-4利用時の処理速度Chat-GPT Plusプランの速度の約2倍無料版GPT-3.5と同等の速度
文字の利用制限最大32,000トークン(入出力合計)最大128kトークン(入力)
メッセージの利用制限GPT4 Turbo 無制限GPT 4 Turbo 3時間で50メッセージ
GPT3.5(高速版)無制限

Enterprise プランのハイスピードのGPT-4 Turboが使い放題は、魅力的ですね!

上記の違いの他に、企業にとって一番大切なポイントとなるセキュリティが強化されており、データの暗号化、入力内容が学習トレーニングに利用されないことが保証されています。

利用料金と法人契約に必要な手続き

利用料金は、ニーズや利用規模によって異なり、OpenAIへの問い合わせが必要となります。

リサ

一般向けの「Chat-GPT Plus」プランへは、簡単に申し込むことができるね!企業でこれから導入してみたいと検討しているところは、まずはOpenAI社への問い合わせだね!企業に合わせたカスタマイズもできるみたいだよ。

まとめ

この記事で学習した内容
  • 有料版と無料版の違い
    • GPT-4V
    • 新機能(ベータ版)へのアクセス
    • アクセス集中時の優遇
    • インターネットへのアクセス
    • プレミアムサポート
    • 文字数などの制限の違い
  • ChatGPT PlusとGPT-4について
    • ChatGPT Plusはプラン名で、GPT-4はモデル名
  • ChatGPT Plusのメリット・デメリット
    • メリット:GPT-4が使える、最新機能が使える 等
    • デメリット:最新機能を利用するには、有料プランへの加入が必須。月額20米ドル
  • 有料版と法人契約との違い
    • 「Chat-GPT Enterprise」プランは、GPT-4無制限プラス文字制限さらに4倍の最大32,000トークン。
    • 加入には法人契約が必要であり、個別に問い合わせする必要があり

今回は、ChatGPTの有料版と無料版の違いについて解説をしてきました。

Google の「Bard」やAnthropicの「Claude2」、Microsoftの「Bingブラウザ」など他社でも続々と生成AIが開発されており、進化してきております。

それらに比べてChatGPTの優位性は、圧倒的にパラメーター数が多いことです。

それぞれの生成AIには、異なる強みがあるので、使い分けができるようになるといいかも知れません

有料版にはメリットが多いため、特に経営者の方や個人事業主(フリーランサー)の方々には、有料プランを利用することで作業効率性をあげることができると思います。

今後業務利用に導入する企業が増えてくることが予想されるため、新しい機能を含めて使いこなせるようになること

今後の時代を生き抜いていくことで重要なスキルとなっていくでしょう。

massa

当ブログでは、初心者からでもAIを学べるようAIについての知識の集約、解説、ChatGPTのおすすめスキルなどを発信して行きます。
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この記事を書いた人

🐾E-commerce Small Business Owner🐾 |massa
Certified Prompt Engineer/ Certified Digital Marketing Professional
🌎8ヶ国在住歴 🇹🇼 🇸🇬 🇪🇸 🇦🇺🇧🇷 🇺🇸 🇯🇵🇦🇪 2024📍🇸🇬

1982年生まれ、幼少期から海外で過ごし、通算8カ国に住んできました。
環境が変わることに慣れており、変化に適応すること、
そして昔から好奇心旺盛で、最新技術を学び新しいことに挑戦することが大好きで、この2つを得意としています。

本業は、デジタルマーケティングを活かしたEコマース事業をしております。

日々AIテクノロジーが進化していく中、自らAIを学びそのスキルを活用していく重要さを感じております。

多くの方に、AIを学んでいただき、今後のAI時代を一緒に乗り切るため、初心者からAIについて全般的なジャンルを学べる学習ブログを開設しました。

当ブログは、これからのAI時代を乗り切るための、AIに関する知識やスキルを身につけるためのブログサイトです。

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